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さぁ、近くの本屋さんに行こう!
できれば中を見て欲しいけど、アマゾンで通販でもいいよ!
表紙イラストは久行宏和氏の描き下ろし。
『Zwei』から、メインどころとなるキャラクターたちを水着グラビア的に。
『S.ifr』でお忙しい中、これだけのキャラ数と構成で描いていただけたのは奇跡です。
氏の作品、キャラクターへの深い愛情に感謝の一枚となりました。
垣間見える遊び心に、楽しんで描かれていることがよく伝わってきます。
古いファンの方には、さらにニヤリとできる部分があるかと思います。
「アインの特別授業」「猫神ラーメン繁盛記」は『if』の威成一さんに書いていただきました。
こういった非公式の外伝的ストーリーは氏の得意とするところですので、
なかなか楽しんでいただけるものになったかと思います。
なにより、カットをお願いしましたあおば時雨さん、ぬくぬくさんの手腕にご注目いただければ。
御二方とも期日内で最高のポテンシャルを発揮して下さっていますし、
編集の立場から言いますと、持ちうるキャストからベストの配置であったと自負しています。
実はこの本のキモになっていると確信している2本のインタビュー。
言ってしまえばすでに過去の作品であり、現在進行形で他作品に出演なさっているにもかかわらず、
あれだけ濃い内容にお付き合いいただき、さまざまなことを語っていただけたこと、
同時にそれだけの愛を保ち続けられる作品とキャラクターであったことが感じられるのも嬉しいです。
収録しきれなかった内容もあるのですが、インタビューはすべて載せることが
必ずしも面白さには繋がらないので、おそらく掲載された状態がベストだったと思っています。
こと『HiME』シリーズに関しては、あれ以上に面白いものが引き出せるインタビュアーは、
そういないだろうという自信がありますので(笑)、お楽しみいただければ幸いです。
なかなか表に出ない部分ではありますが、版権元であるサンライズの関係者諸氏にも感謝を。
『HiME』シリーズは、サンライズにおいて我々が思っている以上に長く続いているもので、
『乙HiME』『Zwei』『S.ifr』と関連した外伝まで含めると、担当なさっている方も必然多くなるのです。
8割方イラストで終わる本ならいざ知らず、見開きごとに1000弱の文字が並んでいる本となると、
歴代担当の方によるチェック、それを統合・調整する作業は、実に煩雑で物理的な時間を要するもの。
通常業務の傍らでこんなメンドクサイ作業をこなしていただけるというのは幸せなことなのです。
もちろん、内容に関する見解の不一致は立場の違いから当たり前にありますし、
それゆえに目指していたものが達成されない部分はありますが、それはまったく別の問題。
個人的に納得のいかない部分は同人でやればイイノデス(笑)。
もちろん、機会をくださった古里P、一迅社さんにも感謝を。
あくまでここに書いたことは「作り手側」からの話に過ぎません。
どれだけ苦労しようが現状でのベストに仕上げようが、受け手である読者のみなさんが
「ツマラン」と思ったらアウトなわけで、まあその辺が心配ではあります。
ちらちら見ている限りは予想した反応がほとんどなのですが……
さて、最終的な結果はどう出るんでしょうか。
しばらくはポンポ痛い状態でいようかと思います。
お手伝いするナンデモ屋さん